今年もあと1か月で終わろうとしている。人でごった返す街を歩くと年の瀬の賑わいを感じたものだが、コロナ禍の今は、季節を感じるどころか、人と人との距離感にただ敏感になってしまう。そんな中、渋谷の駅に、なんとも興味深いポスターが現れた。
ポスターのひとつを拡大してみよう!
みなさん、このポスターの中に隠れている文字が何だかわかりますか?
真ん中に、丸文字で「つかれ」と見えたあなた、疲れが溜まっている「お疲れさん」かも。
こちらは、入浴剤ブランドBARTHが期間限定で渋谷の駅や街中に展開しているグラフィック広告。Twitterでも話題になっていて、「全部見えてしまった」「明日は休んだ方がいいかも」といった声も。こうした疲れチェックが街に現れるほど日本人は疲れているのか…ちなみに、私は、朝4時から仕事をしていた日の夕方、この広告を見て、6個中4個に「つかれ」が見えた。
#ココみて
「疲れ」に注目してみると、ここ数年、私たちの生活に「新たな疲れ」が登場している。代表的なものは「自粛疲れ」「SNS疲れ」。そして、興味深いものだと、これまでは、憧れ的な意味合いが強かったフレーズが入っている「好きを仕事にする疲れ」。SNSにあふれる「好きを仕事にする」という言葉が、やりたいことをみつけなくてはいけないプレッシャーに代わり、Z世代が疲労を感じているという。
そしてもう一つ「サスティナブル疲れ」。環境に配慮するのはとても大切なことだが、インスタなどで、ステンレスストローで飲食している写真やサスティナブルなファッションやコスメを使用している写真を頻繁に投稿。Z世代の間では「サスティナブルマウント」をとりあうケースもあり、疲れを感じる人も増えているという。
一見、キラキラしているように見える憧れのもの、意識が高いもの、瞬間的に夢中になりすぎたものは、反動で疲れに変わってしまうのか…
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